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大使あいさつ
 在日セルビア共和国大使館公式サイトへようこそ。
 セルビア共和国大使のネナド・グリシッチです。1970年代に学生時代を過ごした東京に、35年の歳月を経て、外交官として再び戻って来たことは感慨深いものがございます。
 
 セルビアと日本の国家間及び国民間の友好関係のさらなる進展のために、この日本でセルビア共和国の代表として任務を全うすることは、大変光栄であると同時に、大きな責任と高いモチベーションを感じております。
 
 さて、両国民が初めて接触したのはいつの時代でしょうか。残念ながら、その事実が記録された歴史資料は存在しませんが、俗説では、セルビアがオスマン帝国に支配される以前の、ビザンティン、中世セルビア王国のネマニッチ朝の時代(12~15世紀)には何かしらの接触があったと言われています。
 
 正式な資料としては、両国間で初めて交換された親書がございます。1878年7月13日のベルリン会議でセルビア王国の独立が承認されると、時の国王ミラン・オブレノヴィッチ1世は戴冠式が行われた1882年3月に、自身の即位を伝える親書を日本の明治天皇に送りました。
 
 そこには、「ヨーロッパの大国がベルリン会議に集結して、セルビアの独立を承認した」と記載されています。この親書に明治天皇がご返簡を送られ、両国の友好関係が始まったのです。以下は当時の親書(フランス語と日本語)と肖像画です。
 
 
 
 
 2012年は書交換から130周年という節目の年で、両国で様々な記念文化イベントが行われました。セルビア大使館も数多くのイベントを開催し、友好親善に寄与することができ、大変光栄に思います。
 
 二国間の交流が始まると同時に、私たちは互いの友情を育み、連携・協力を深めていきました。2000年から、日本政府はセルビアに対して、医療、教育、公共交通機関などの様々な分野で援助を続けております。
 
 一方で、2011年3月11日の東日本大震災の際は、セルビア国民は日本で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げると同時に、できる限りの支援をさせていただきました。セルビアは小さな国ですが、多額の義援金が集まったのは、これまでの日本に対する感謝と早期復興を望む気持ちの表れであったと思います。
 
 私たちセルビア人は、日本とこれほど長く歴史的友好関係を築いている事実に、大きな誇りと喜びを感じています。同時に、友好親善のさらなる発展を目指す覚悟でいます。
 
 私の挨拶はほんの始まりにすぎません。セルビア共和国大使館サイトを通じて、私たちの国への関心が一層高まれば幸いです。セルビアには長き歴史、豊かな文化遺産があり、国民には温かなおもてなしの精神が根付いています。両国の協力関係発展のための情報や支援、そして経済や領事業務など、私たち大使館がお手伝いできることがございましたら、遠慮なく大使館までご連絡ください。
 
 
在日セルビア共和国大使
ネナド・グリシッチ

 


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