NPO法人国際芸術家センター(IAC)、デザインフェスタギャラリー原宿とのコラボレーション企画として、セルビアの紹介イベント及び料理教室が7月6日、「さくら亭」で開催されました。
講師として出席したのはセルビア共和国大使館アタッシェのネマニャ・グルビッチと大使秘書の長門ティヤナ。民族衣装を身にまといながら、IACの会員やインターネットでこのイベントを知った方、約70名の参加者の前で、日本語でセルビアの国章、歴史、伝統文化、観光、スポーツ、料理などを紹介しました。
セルビア料理教室では、プリェスカヴィツァ(セルビア風ハンバーグ)、ショープスカ・サラータ(セルビア風サラダ)、プロヤ(とうもろこし粉のパン)、パラチンケ(セルビア風クレープ)の作り方を紹介。熱心に耳を傾けた参加者は自らの手で料理を作り上げ、用意したセルビアワインとともに伝統的な料理を味わいました。
最後は参加者による抽選会が行われ、幸運な勝利者にセルビアのジャムとアイヴァル(ローストパプリカのペースト)が贈られました。
主催者側によると、イベント前には参加希望者で溢れ、残念ながら定員オーバーで来場できなかった方もいらっしゃったようです。セルビアへの関心度の高さに喜びを感じるとともに、別の機会で皆さまとお会いする日を楽しみに待ちたいと思います。
また、このイベントと並行する形で7月6日~9日にはセルビアの芸術作品展示会が実施されました。会場となったデザインフェスタギャラリー原宿には、セルビアの若手芸術家のマリヤナ・アンジェリッチさん、ミリッツァ・ニコリッチさん、ミレーナ、ミロサヴリェヴィッチさんの作品のほか、セルビアの民俗工芸品が飾られました。イベント期間中は連日数多くの方々にご来場いただき、セルビアの多様な文化を知る素晴らしい機会となりました。
なお、セルビアの紹介・料理教室の様子はデザインフェスタギャラリー原宿のサイトでご覧いただけます。