セルビアのアマチュア民族舞踊団(ブランコ・ツヴェトコヴィッチ舞踊団)振付師、デヤン・ミリサヴリェヴィッチ・スヴェチャーナッツ氏の来日を記念して、「セルビアの民族舞踊と音楽」と題した講義及びミニ・コンサートが10月4日、セルビア共和国大使館で開催されました。
このイベントは在セルビア日本国大使館・角崎利夫前大使の奥様、角崎悦子さんと在日セルビア人のイェレナ・イェレミッチが中心となって企画されたもの。イベントはネナド・グリシッチ臨時代理大使のあいさつから始まると、続いてズヴァチャーナッツ氏によるセルビアの基本情報、歴史、舞踊、衣装などの講義へ。同氏自身が用意したスライドと衣装を着たセルビア人モデル(大使館スタッフのネマニャ・グルビッチ、長門ティヤナをはじめ、イェレナさん、サーニャ・ヨーカさん、サーニャ・シェアトヴィッチさん)を通して、各地域ごとの特色が説明されました。
第2部は音楽パフォーマンスとして、ズヴェチャーナッツ氏がセルビアの伝統的な笛の音色を紹介すると同時に、ヴァイオリン奏者の角崎さんとともに伝承音楽を演奏。さらに、イェレナさんと東京外国語大学民族舞踊団による踊りも披露されました。これにはズヴェチャーナッツ氏も「私が教えている舞踊団よりも上手ですね」とレベルの高さに驚かれたようでした。
イベントの最後には簡単な立食パーティーが行われ、総勢80名ほどの参加者は互いに交流を深めました。