ネナド・グリシッチ大使は10月9日、横浜市の東洋英和女学院大学の池田明史学長を表敬訪問しました。
同学院はカナダ・メソジスト教会派遣の婦人宣教師により1884年に「東洋英和女学校」として設立され(今年は設立130周年)、現在、大学には2つの学部(人間科学部、国際社会学部)に2000人以上の学生が在籍しています。
今回の訪問は、セルビアでの留学経験を持つ国際社会学部の町田小織専任教員が橋渡しとなり実現。会談には大使館からグリシッチ大使とネマニャ・グルビッチ・アタッシェが出席し、大学側からは池田学長、中岡望副学長、小久保康之教授(国際社会学部:EU・ヨーロッパ政治)、町田幸彦教授(同学部:メディア論)、町田教員にご臨席いただきました。
会談では大学の概要説明(沿革、学部、大学院、学生数など)や大学間の学術協力(留学生派遣、教授の交流など)について話し合いが行われました。
グリシッチ大使は大学間協定の締結に大きな期待を寄せつつ、セルビア国内では日本や日本文化への関心が年々高まっており、日本語を勉強する若者が増加していること、またベオグラード大学が東欧地域における日本語教育の中心的存在である旨伝えました。池田学長からも大学間協定や留学生の受け入れの実現に対して前向きな考えがあるとのお話がありました。
会談終了後は大学構内を散策する機会をいただき、食堂や図書館などの素晴らしい施設を拝見しました。大学関係者、学生の皆さまの温かな歓迎に心より感謝申し上げます。
セルビア共和国大使表敬訪問 - 東洋英和女学院大学
学生たちによる温かな歓迎
セルビア洪水復興の願いが書かれた国旗をいただきました