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セルビア洪水被害に関するプレスリリース
 セルビア共和国は現在、わずか数日で3カ月分の雨量に匹敵する集中豪雨とそれに伴う大洪水の影響により、少なくとも17名が死亡し、今後も死者の数の増加が懸念されています。世界貿易機関(WTO)代表団は「状況は悲劇的である」との見解を示しています。
 
 セルビア国内では17の自治体、5つの都市で非常事態宣言が発令され、サヴァ川沿いの12の都市では避難命令が発令されております。首都ベオグラードの近郊に位置するオブレノヴァツ市(人口約7万1000人)では約5000人が完全避難しました。
同市にはセルビアの約半分の国民の電力をまかなうニコラ・テスラ火力発電所が設置されており、浸水被害から逃れるべく、軍隊、警察、ボランティアが昼夜を問わず発電所周辺に土のうを積み上げる作業に当たっていますが、中には土のう壁を乗り越えて浸水する事案が発生している状況です。
 
 セルビア全体では2万5000人が避難を余儀なくされ、30万世帯で停電が起きています。また、家屋の破壊や道路などのインフラが遮断され、救援物資や救助隊などの支援を必要としています。
現在も新たな洪水の恐れが懸念されており、危険な個所の多くで予防策を講じているものの予断を許さない状況が続いております。
 
 セルビア共和国政府は5月20日、セルビア国内の洪水で亡くなられた犠牲者を追悼するために、5月21、22、23日の3日間を喪に服す日と決定しました。
 
 在日セルビア共和国では、被災者救済と被災地の復旧・復興に向けて、寄付金専用講座を開設しました。また、寄付金は大使館へ直接お持ち込みいただくか、現金書留による郵送でも受け付けています。
 
 一方で、セルビア出身のプロテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチ選手は自身の寄付に加え18日のローマ大会での優勝賞金約50万米ドルを被災者に寄付。また自身の基金を通して既に10万米ドルが集められています。ローマ大会後、ジョコビッチ選手は国際メディアに対して、復興までに長い道のりを要する母国の危機的状況を報道するように強く呼びかけました。
 また、ユニクロなどを展開するファーストリテイリンググループは、ユニクロの『グローバルブランドアンバサダー契約』を結ぶジョコビッチ選手の支援に賛同する形で、総額5万米ドル(日本円で約5百万円)の寄付と衣料品の支援を行うことを決定しました。
 
 セルビアの救援には、特殊車両・ボート・ヘリコプターによるレスキューチームはもちろんのこと、排水用水中ポンプ、発電機、排水ポンプ車、燃料付き救援ボート、ランプ、電池、食料品、レインコート、衣料、下着、靴下、毛布、簡易ベッド、マットレス、寝袋、医療品、衛生用品(公共用・個人用の石けん、トイレットペーパー、生理用ナプキン、おむつなど)などの物資が挙げられています。
 
2014年5月22日
在日セルビア共和国大使館

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