日本セルビア友好議員連盟の逢沢一郎会長のご招待により、アレクサンドラ・コヴァチュ大使は岡山県岡山市を訪問しました。この二日間にわたる訪問中、大使はセルビアのPRと二国間関係の強化を目的とした一連の会談やプレゼンテーション、インタビュー対応を行い、政治・経済、非政府組織、文化、およびその他の分野の代表者の方々と交流を重ねました。
岡山市の大森雅夫市長への表敬訪問では、142年にわたるセルビアと日本の友好関係を共に発展させ、経済、教育、スポーツの分野で岡山との関係を強化していくことへの双方の関心が確認されました。特に来年2025年に大阪で開催される万国博覧会と、2027年にベオグラードで開催される認定博覧会に向けての協力が期待されました。
またセルビアでのビジネスおよび投資の潜在力や、日本との協力の更なる強化の可能性について、岡山商工会議所の松田久会頭との会談が行われました。そのほか地元の政治・経済界関係者との意見交換の場も持たれ、大使が登壇した特別フォーラムでは、日本貿易振興機構(JETRO)調査部欧州課長の安田啓氏もセルビアについて講演を行いました。
さらにアレクサンドラ・コヴァチュ大使はノートルダム清心女子大学と後楽館高等学校で、学生・生徒や教員に向けてセルビアと日本の関係史について講演を行っています。