Printer Friendly Version 七夕コンサートを開催(2013/06/30) @ 12 July 2013 06:42 AM
 角崎利夫・在セルビア日本国前大使夫人の角崎悦子さんを中心に「七夕コンサート」が6月30日、セルビア共和国大使館で開催されました。
 日本の伝統的な風習の1つである七夕を前に行われたコンサートでは、角崎さんがヴァイオリンを、セルビア在住の竹下史子さんがアコーディオンを手に、セルビアの著名作曲家作品と日本の楽曲を披露しました。
 
 まずコンサートの冒頭でボヤナ・アダモヴィッチ・ドラゴヴィッチ大使が挨拶。竹下さんについて「セルビアで日本人が音楽作品の研究に励み、アコーディオン奏者として多岐にわたって活躍していることを嬉しく思う。来日期間が短い中で、こうして私たちの前で自身の才能を披露していただくのは大変喜ばしいこと」と述べました。
 
 今回は演奏のほかにも、ステージ中央にはスクリーンが設置され、東日本大震災からの復興を祈るセルビア国民からの応援メッセージや、日本各地の再建の様子が映像で流れました。また、恒例となっている舞踊の部では、東京外国語大学舞踊団の学生10名がセルビア南部ヴラーニェの民族舞踊を初披露。さらにコンサート終了後にはセルビア料理に舌鼓を打ちながら参加者同士で交流を深めました。
 
 この度のコンサートには、上山直英・在阪セルビア共和国名誉総領事、都甲岳洋・日本セルビア協会会長、高円宮妃久子殿下の実母の鳥取二三子様、大和田悳朗・元在ユーゴスラヴィア(当時)日本国大使、古谷徳郎・外務省儀典総括官、富士見市国際友好協会、在日セルビア人ら総勢80名ほどの方々にご参加頂きました。
ご参加の皆さま、あらためて感謝申し上げます。