Printer Friendly Version 2020年東京五輪招致ツアーに参加(2013/07/22) @ 25 July 2013 03:21 AM
 2020年夏季オリンピック・パラリンピック開催都市決定まで約1カ月半を切り(9月7日に決定)、東京、マドリード、イスタンブールで繰り広げられている招致レースはますます激しくなるばかり。3都市によるプロモーション活動は最終段階に入りました。
 
 7月22日には、東京都と日本オリンピック委員会が主催となり、在日大使及び外交官を対象にした特別ツアー(主催者側によるプロモーション活動、会場候補予定地の施設見学など)が開催されました。
 
 ツアーには約70名の大使・外交官が参加。1964年東京五輪時に使用した施設を改築して再利用するなど、大規模な都市整備計画に一行は感心しつつ、日本武道館(改築計画あり)、テニス、バレー、ハンドボールなどの会場予定地に足を運びました。ツアー中の移動にはバスや船を利用。東京湾やお台場周辺を周航しながら、選手村候補地となっている区域にも訪れました。
 
 招致のメッセンジャーとして東京都の猪瀬直樹知事の代わりに出席した代表者は(※知事は妻・ゆり子さんがお亡くなりになったため欠席)「東京には、高度なインフラ整備、強固な財政基盤、公共交通機関の正確性、治安の良さ、そしてコンパクトな会場や充実した選手村など、必要とされるものがすべてそろっている」と語気を強めながら東京開催のメリットを話しました。ほかにも、多くの都民から開催支持を得ていること(支持率約75パーセント)、東日本大震災時の世界各地からの支援に対する感謝、復興の様子を世界に示すことなどもアピールしました。
 このツアーにはボヤナ・アダモヴィッチ・ドラゴヴィッチ大使とネマニャ・グルビッチ・アタッシェが参加しました。