Printer Friendly Version 日本財団の笹川陽平会長に「功労金章」(2013/10/08)  @ 15 October 2013 07:37 AM
 セルビアにおける公共及び文化活動の分野で多大な成果を得られた方に贈られる「功労金章」の叙勲伝達式が10月8日、セルビア共和国大使館で開催されました。
 
 この栄えある叙勲は、セルビア共和国のトミスラヴ・ニコリッチ大統領の発令により本年2月12日付に、日本財団の笹川陽平会長へ贈られることが正式決定しました。
 式ではネナド・グリシッチ臨時代理大使から笹川会長へ勲章が渡された後、笹川会長がご挨拶。「過去の活動がこうして今でも評価されることが喜ばしい。これを機に再びセルビアに訪れたい」と述べられました。
 
 笹川会長は30年以上もハンセン病制圧に力を注がれ、慈善・人道的活動に深く関わられているほか、教育の分野でも大きな功績を残されています。
 日本財団は1987年に、将来の世界を担うリーダー育成を目指して笹川良一ヤングリーダー奨学基金制度を設立。今日までに、日本を含む世界44ヵ国、69の大学・大学連合に基金が寄贈されています。
 その奨学基金設置校の1つがセルビアのベオグラード大学で、制度が始まった1988年以来、この奨学基金を通じて、セルビアの優秀な学生が日本や世界各地の大学で研鑽を積みました。その学生の中には、現在はセルビアの政治界、経済界で活躍する人も含まれています。