Printer Friendly Version グルビッチ・アタッシェが東日本大震災の被災地を訪問(2014/08/29-31) @ 5 September 2014 02:21 AM
 セルビア共和国大使館のネマニャ・グルビッチ・アタッシェが8月29日~31日、株式会社La esperanzaの小池正通代表取締役の招待により、東日本大震災の被災地へ訪問しました。
 
 この企画は、小池さん自身がセルビアと深い関わりがあり(最初の訪問は1995年。その後も何度も渡航)、東日本大震災後に日本へ復興支援したセルビア人に対して御礼がしたいとのご意向から実現しました。
 
 まず、グルビッチ・アタッシェは宮城県の南三陸町を訪問。この町では津波による被害で約1200名もの方々が亡くなられました。ここでは同町の遠藤健治副町長を表敬訪問し、震災当時の被災状況や復興に関して会談しました。また、セルビアで今年5月に発生した大洪水の被害状況についても話し合われました。
 会談後は南三陸町復興推進ネットワークの及川渉理事とともに被災地を訪れました(南三陸町では町の9割以上が被災)。
 
 また、グルビッチ・アタッシェはJリーグ1部のベガルタ仙台対横浜F・マリノスの試合を観戦。試合後にはベガルタ仙台のスタッフと選手、サポーターの方々とお会いし、5月下旬にベガルタ仙台・市民後援会を中心に実施されたセルビア洪水復興支援募金に対して感謝の気持ちを伝えました。また、宮城県サッカー協会の小幡忠義元会長との会食する機会を頂きました。
 
 ほかにも、塩釜市、松島などを訪問するなど、今回の滞在を通して多くの方々に大変お世話になりました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。また、あらためまして、震災で亡くなられた方々、被災者の方々にお悔やみ、お見舞い申し上げます。
 
 
 
被災した防災対策庁舎(南三陸町)
 
東日本大震災後のチャリティーイベントでセルビア人から寄せられたメッセージ(大使館保管)
 
グルビッチ・アタッシェと南三陸町の遠藤健治副町長(左)
 
株式会社La esperanzaの小池正通代表取締役(左)と南三陸町復興推進ネットワークの及川渉理事
 
 
ベガルタ仙台の石川直樹選手(右)
 
宮城県サッカー協会の小幡忠義元会長