セルビアの恵まれない子どもたちを支援するチャリティーイベント「セルビアの民族音楽の夕べ」が7月24日、セルビア共和国大使館で行われました。

 

　このイベントの趣旨は、セルビアの非営利団体「現代の子供基金」（Fondacija Savremena Deca）への寄付のほか、セルビアの難民の子供支援や福島の子供支援をしている日本の非営利団体「ACC・希望」による作品販売の売上寄付です。会場には、子どもたちの絵画作品や難民の方の手作り刺しゅう作品が販売されました。

 

　この日は同時に音楽イベントも開催され、ベオグラード在住のアコーディオン奏者、竹下史子さんによるセルビア民族音楽の講義やコンサートも開催されました。

　コンサートでは、竹下さんのほか、フルートの長井忠さん（元在セルビア日本大使、日本セルビア協会会長）、ヴァイオリンの角崎悦子さん（日本セルビア音楽交流推進の会代表）が演奏を披露。コンサート途中からはサプライズゲストとして、ネナド・グリシッチ大使が自慢のギターを携えて参加するなど、バラエティーに富んだ内容となりました。

　大使館は100名を超える来場者で溢れ、コンサート後の懇親会では互いに親交を深めました。