Printer Friendly Version グリシッチ大使が講演 セント・メリーズ国際学校(2015/10/09) @ 15 October 2015 02:13 AM
 ネナド・グリシッチ大使は10月9日、東京都世田谷区にあるセント・メリーズ・インターナショナル・スクールで講演会を行いました。
 
 講演のテーマは「ユーゴスラビアの変遷 ティトー大統領の政治と経済」。グリシッチ大使は集まった約40名の生徒の前で、自身の体験談とともに当時のユーゴスラビアの国家体制を説明しました。生徒たちの関心は高く、質疑応答では大変多くの質問が寄せられ、有意義な講演会となりました。
 
 グリシッチ大使の父親は1970年代、在日ユーゴスラビア大使館(当時)の外交官として日本に滞在。グリシッチ大使も一緒に日本で生活を送り、同校に通っていました。30年以上を経てセルビア大使として赴任した今も、母校とのつながりは途絶えず、今年5月の卒業式にも来賓として出席しました。
 
 グリシッチ大使のインターナショナルスクールでの講演は、昨年の清泉インターナショナルスクールに続いて今回で2度目。未来を担う若者が、大使の講演を通して、国際的な視野と考えを持つきっかけとなれば幸いです。