Printer Friendly Version セルビアと日本の友好関係140周年記念コンサートとセルビア産ワインの試飲会(2022/8/22) @ 23 August 2022 12:36 PM
 
駐日セルビア共和国大使館は、セルビアと日本の友好関係140周年記念事業の一環として、スタインウェイ&サンズ社日本代表事務所の協力のもと、世界的ピアニスト、井尻愛紗氏による特別演奏会を同社の東京メインショールームにて開催しました。
 
 井尻氏は、セルビアの著名な作曲家アレクサンダル・ヴーイッチ、若手作曲家でピアニストのドゥシャン・ダーキッチ、日本の作曲家深澤舞の作品や、フランツ・リストの作品を演奏しました。
 
 アレクサンドラ・コヴァチュ大使はスピーチにて、セルビアと日本のアーティストが二国間関係を強化し、地理的に離れた二つの国、および市民の相互理解をより緊密にするために果たした役割を讃えました。また井尻愛紗氏が長年セルビアの友人であることを紹介し、スタインウェイ&サンズ社が今回のイベントに会場を提供したことに感謝の意を表しました。 また同社がベオグラードに駐在員事務所を開設し、今後協力関係を深めることができることを誇りに思うとも述べています。
 
 コンサートの後には大使館にて日本のワイン輸入業者であるマコトインベストメント社の協力の下、セルビア産ワインの試飲会が開催されました。
 
 コヴァチュ大使は、セルビアのワインが豊かな伝統と文化を持ち、現在この産業がルネッサンスを迎えていること、そしてセルビアの数々の生産者とワインラベルが内外で多くの賞を受賞している事実などを誇りにしていると語りました。また二国間関係が樹立された記念日をこのような形で祝うことができたことを喜ばしく思うとも語っています。
 
 来賓者はマコト・インベストメンツ社から、セルビアのワイン産地やブドウ品種、試飲したセルビアの各ワインについての詳しい説明を受け、またセルビア料理の名物料理を味わいました。
 
 またワインテイスティングの最中には著名音楽家の井上良平氏と公平氏が、日本の伝統的な楽器で曲を披露しました。
 
 今回のイベントには、国際協力銀行の前田匡史代表取締役総裁をはじめ、トーヨータイヤ、日本通運、ミンスジャパン、豊田通商など日本の各企業の代表者たち、自由民主党の内田明子国際局代表、セルビア日本音楽交流推進の会の角崎悦子代表、作曲家の深澤舞氏など大使館の友人、関係者約40名が出席し、セルビアの音楽文化を堪能しました。