Printer Friendly Version 東洋英和女学院大学にてセルビアに関する講義を実施(2022/10/14) @ 14 October 2022 08:47 AM
 
アレクサンドラ・コヴァチュ駐日セルビア共和国大使は東洋英和女学院大学生涯学習センターにて、講師の町田小織さんが担当されるセルビアに関するプログラムの一環として、受講生を対象に講義を行いました。
 
この講演でコヴァチュ大使は、セルビア人のバルカン半島到来から現在に至るまでのセルビアの歴史的変遷と文化について語りました。特に文化・宗教遺産や男女平等、そしてデジタル化や学術・スポーツ分野でのセルビアの功績に重点を置きながら話しました。また日本との友好関係140周年を記念しての両国関係史に関する箇所で大使は二国間の交渉の始まりとその関係の発展の行方を詳しく説明しました。ここでは戦争や自然災害といった両国の困難な時期に見られた両国間の協力と連帯に焦点が当てられました。
 
また大使館員の長門ティヤナは、セルビアの美しい自然や観光地、風習や料理の特徴などを紹介しました。
 
参加者からはセルビアと日本の市民の間の連帯や友好の具体例や、セルビア文学などについての質問がありました。
 
東洋英和女学院大学は1884年にカナダのキリスト教宣教師たちによって設立され、現在では3,000人以上もの女子学生が人文系の学部や大学院に在籍する名門校に成長しています。