6月1日、大使館は日本セルビア友好議員連盟と共同で、黄川田仁志衆議院外務委員長、杉田水脈元総務大臣政務官をはじめとする日本の国会議員の方々をお招きしました。コヴァチュ大使は、このような会を主催した議連に感謝の意を表し、またこれまでの両国関係の強化に向けた継続的な支援にも謝辞を述べました。
コヴァチュ大使は、セルビアと日本の政治対話が140年の友好関係の上に成り立っていることを指摘しながら、議連に所属する議員の数の増加を通じて議会間協力を強化することも重要だと述べました。また、平和的な紛争の解決に向けたセルビアの全面的な取り組みに触れ、プリシュティナとの間では合意された全ての義務の履行をはじめ、対話を継続してゆく立場を強調しました。平和と安定は、セルビアと地域の発展にとって極めて重要であり、このことは「オープンバルカン」などのイニシアチブを通じて認識されていると語りました。また、移民やウクライナ難民の受け入れのほか、セルビアは新興国・途上国との橋渡しの強化に投資しており、第三国、およびその市場への経由地として興味深い存在になっていると語りました。
城内実事務局長は挨拶の中で、両国間の二国間関係強化への力強い取り組みに言及し、相互の尊重、大きな敬意といったものに支えられた歴史的な側面が、経済、政治、文化での両国の交流を深めることを可能にしてきたと述べました。
また、大使館とマコトインベストメンツ社の長年の協力は今回のイベントでも見られ、同社からは今回もセルビアのワインと料理が提供されました。
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