アレクサンドラ・コヴァチュ大使は共立女子大学の招きで、セルビア共和国と日本の二国間関係やセルビアにおける男女平等について講演しました。
コヴァチュ大使は、セルビアの歴史的発展や文化遺産について、またデジタル化、科学、スポーツといった分野でのセルビアの功績を紹介しました。セルビアと日本の二国間関係の成立と発展の歴史についても学生たちに説明しました。また男女平等と女性の政治参加の強化に関するセルビアの法的規制とその目に見える成果に触れつつ、女性起業家の増加や拘束力を持つクォータ制の有効性などについても紹介しました。
講演の後に大使は同大学の川久保清学長と会談しました。テーマは、セルビアの大学との協力関係構築の可能性や、学術交流、セルビアの喧伝における協力関係の深化などでした。
川久保学長はコヴァチュ大使が同学の女子学生たちにセルビアについて学び、また現在議論されている男女平等についての意見を聞く機会を与えたことに謝辞を述べました。コヴァチュ大使は大使館との協力に感謝の意を表し、また2日間にわたって同学の学食にてセルビア料理が提供される予定であることを伝えました。
共立女子大学は1886年に東京で創立され、建築、デザイン、国際学、ビジネスなどの分野で学部と大学院課程を有しています。
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