イベントにはセルビアのワインおよびラキヤの生産企業代表者に加え、日本の取引先、代理店、メディア関係者、ワイン専門家のほか、日本セルビア協会会長で元駐セルビア日本大使である角崎利夫氏も出席しました。
アレクサンドラ・コヴァチュ大使はその挨拶の中で、日本市場におけるセルビアワインの認知向上に向けた大使館の長年の取り組みに言及し、セルビアワインの愛好家が年々増加していることを紹介しました。大使はワインを通じてセルビアの歴史や地理、伝統、風習、そしてブドウ栽培と醸造の技術や情熱に触れることができると述べました。
さらに今回の見本市へのセルビア生産者の参加が、日本との経済関係のさらなる発展に向けた貴重な一歩であると評価し、今年の大阪・関西万博におけるセルビア館の出展にも言及しました。そして、日本との友好関係が2年後に145周年を迎えることに触れ、今回のような取組がセルビア企業の日本市場への進出を後押しするものとなることを期待するとともに、2027年にベオグラードで開催される国際認定博覧会においても、こうした協力の成果が実を結ぶことを願うと述べました。