在京セルビア共和国大使館にて、国際ピアノ指導者連盟日本支部(WPTA JAPAN)のコンクール優勝者によるコンサートが、セルビア日本音楽交流推進の会との共催により開催されました。
本コンサートには、日本を訪問中のタティヤナ・マツラ男女共同参画・女性に対する暴力防止・女性の政治的・経済的エンパワーメント担当大臣が出席し、演奏者および来場者に向けて挨拶を述べました。大臣はスピーチの中で、二国間関係および文化交流の重要性を強調しました。
コンサートでは、若手ピアニストたちがクラシック作品に加え、ドゥシャン・ラディッチ、ヴァシリイェ・モクラニャッツ、ヨネル・ペトロイ、マルコ・タイチェヴィッチらセルビアの作曲家による楽曲を演奏しました。
また、国際ピアノ指導者連盟日本支部(WPTA JAPAN)の会長であるピアニストの福田里香氏と、メゾソプラノ歌手の小林昌代氏が、ペータル・コニョヴィッチおよびデヤン・デスピッチ作曲の歌曲を披露しました。
アレクサンドラ・コヴァチュ駐日セルビア大使は、長年にわたる協力と、両国民の文化交流促進に尽力した共催団体の貢献に感謝の意を表しました。特に、2013年に初めてセルビアを訪れて以来、音楽交流の発展に尽力してきた福田里香氏の功績を称えました。
またコンクールの優勝者には、セルビア大使館特別賞として大使賞および4名の奨励賞が贈られ、記念品も授与されました。
コンサート終了後には、参加者および観客を招いたレセプションが催され、角﨑利夫 日本セルビア協会会長が祝杯の挨拶を行いました。