元セルビア駐在日本大使でベオグラード名誉市民でもある長井忠氏が会長を務められる日本セルビア協会の理事会が当館にてコヴァチュ大使の歓迎会を催しました。
長井会長、そして同協会理事で元セルビア駐在日本大使の角崎利夫氏は挨拶の中でコヴァチュ大使の長きにわたる日本との関係や日本語、日本文化の知識に触れつつ、大使としての仕事の成功を祈りました。また日本でのセルビアの喧伝や経済をはじめとする様々な分野での両国の関係促進における継続した協会からの支援が約束されました。加えて来年2022年に控えるセルビアと日本の友好関係140周年の意義やその関連行事への参加の意思も表明されました。平下治副会長も両国の関係発展にあたっての積極的な寄与を約束しています。
コヴァチュ大使は日本セルビア協会からの温かい歓迎に謝意を述べ、大使館が協会会員にとっての第二の家であり続けると語りました。長井会長と理事会の尽力により協会の会員数が増えていること、また日本の小さな街でもセルビアのことが知れ渡るようになったことに賛辞が贈られ、その意味でも両国間の姉妹都市やセルビアに進出する日本企業、セルビアのプロモーション活動への若者の参画といったものが友好関係の構築に繋がることを忘れてはいけないとも語っています。コヴァチュ大使はまた来年の友好関係140周年の意義や東京オリンピックのホストタウンとの素晴らしい協力関係にも触れています。
日本セルビア協会の理事会からは元セルビア駐在日本大使の丸山純一氏、元ウガンダ駐在日本大使で元セルビア駐在日本大使館公使参事官でもあった亀田和明氏も出席しました。