海外投融資情報財団(JOI)の小杉俊行理事長、一条智行常務理事、猪俣晶常務理事代行がセルビア共和国大使館を訪れ、コヴァチュ大使と会談しました。会談ではおよそ10年前にJOIがセルビアの投資輸出促進庁(SIEPA。当時)と協力したことを踏まえ、再びセルビアとの協力関係を築きたいとのJOI側の意向が述べられました。
小杉理事長からは同氏が以前伊藤忠商事によるベオグラード市廃棄物管理・発電PPP(官民連携)事業に携わり、2019年10月にはベオグラードと同事業の行われるヴィンチャ地区を訪問するなど、セルビア共和国の情勢一般に詳しいとの紹介がありました。
コヴァチュ大使からは信頼できるビジネス環境を持つパートナーとしてセルビアの可能性を見出したJOIに対して感謝の意が述べられ、またセルビアの最新の経済指標やデジタル化の進捗、日本をはじめとする外国企業の進出状況などについて説明がなされました。また大使はJOIとの相応しい形での協力関係がセルビアと日本の友好関係140周年を更に彩るものとなる可能性を歓迎し、協力についての具体的な説明を求めました。