アレクサンドラ・コヴァチュ駐日セルビア共和国大使が、セルビアと日本の友好関係140周年を記念して神戸市外国語大学にて講演を行いました。
コヴァチュ大使は、セルビアの歴史と文化遺産、そしてセルビアと日本が初めて公式に接触してから今日に至るまでの両国関係の変遷について語りました。質疑応答の時間には、学生や市民から両国の国民の違いなどについての質問がありました。
講演に先立ち大使は同大学の田中悟学長と会談し、セルビアの諸大学との協力関係の構築や学術交流、セルビアを紹介する上での協力関係の推進などをテーマに話し合いました。また神戸市外国語大学では今年度からロシア学科の岡野要准教授が中心となりセルビア語を選択科目として導入したことから、このプログラムの拡張や学生数の増加の可能性についても話し合われました。
また、セルビア語を学習する学生たちとの歓談の場も設けられ、大使はセルビアとセルビア語への関心に感謝し、大使館への訪問を呼びかけました。