駐日セルビア共和国大使館は日本に駐在する各国女性大使や臨時大使、および様々な分野で大使館と協力している日本の女性たちを対象に、ノヴィサドのセルビア国立劇場首席メゾソプラノ、イェレナ・コンチャル氏のコンサートを開催しました。
アレクサンドラ・コヴァチュ大使は挨拶のスピーチの中で、このコンサートが女性を対象としていることを歓迎するとし、駐日セルビア共和国大使館では男女共同参画というテーマが日本で益々注目されているために、このテーマを重要なアジェンダの一つにしていると指摘しました。
また、イェレナ・コンチャルはセルビアを代表するアーティストであると同時に、昨年欧州文化首都の称号を得たノビサドを代表するアーティストであり、30年以上にわたって日本と欧州文化首都の文化交流を支援しているEU・ジャパンフェスト日本委員会から奨学金を受けたと述べました。
また、イェレナ・コンチャル氏と共演する日本人アーティストであるソプラノ歌手の平岡貴子氏にピアニストの福田里香氏と門田佳子氏、そしてこのイベントを支援したEU・ジャパンフェスト日本委員会、国際ピアノ指導者連盟日本支部、セルビア日本音楽交流促進の会に対して感謝の意を表しました。
公演では、ステヴァン・フリスティッチ、ミロイェ・ミーロイェヴィッチ、イスィドル・バーイッチ、ヨスィフ・マリンコヴィッチによる作品やセルビアの古い民謡、日本の人気曲、有名なオペラアリアなどが披露されました。
コンサートの後には、セルビア産ワインや料理も供されました。
このイベントには、オーストリア、ブルガリア、ガーナ、ウガンダ、ニカラグアの女性大使、コロンビアの臨時大使、日本セルビア協会理事、NPO法人J-Winのビジネスウーマン向けメンタリングプログラム参加者、音楽界やNPOの関係者、フジテレビ国際部ディレクターを含むメディア関係者、およびその他の大使館の協力者が出席しました。