駐日セルビア共和国大使館にて、昨年4月にセルビア・日本友好140周年記念イベントのひとつである「芸術でつなぐ両国の心」コンサート&展示会に参加した音楽アンサンブル「トリオ・シャルール」によるコンサートが開催されました。
有名なフルート奏者である齋藤友紀氏、チェリストの薄井信介氏、ピアニストの金益研二氏が、セルビアの作曲家による作品や伝統的な楽曲、そして日本で親しまれているメロディーを演奏しました。
約40人の来場者は、アレクサンダル・ヴーイッチの現代作品「ワルツ」と「セルビアのコロ」、そして「ヤンコは眠りについた」、「ベオグラードの四月」、「タモ・ダレコ」、「私の想いはなぜ苦しむのか」、「山の麓を歩く少女」、「シェーヴァ」、「ドリナ川行進曲」、さらにピアニストがこの日のために作曲した特別な曲の音色を楽しみました。
歓迎の挨拶では、日本でセルビアの音楽と文化を紹介し、広めてくれたアーティストたち、そして、このコンサートを企画し、両国の文化協力の深化に貢献してくれた角崎悦子氏率いるセルビア日本音楽交流推進の会に感謝の意を表しました。
コンサート後のカクテル・パーティーでは、セルビアのワインや料理が供されました。
このイベントでは、乾杯の音頭をとった日本セルビア協会の長井忠会長をはじめ、同協会の幹部、国際協力機構(JICA)および港区の代表者、多数の音楽アーティスト、その他大使館の友人たちが出席しました。